神棚はどう選ぶ?購入先・メンテナンス方法など神棚に関するさまざまな情報をご紹介

神棚とは神道において神様を家に招く施設の事をいいます。
そしてまずは神社から札をもらいお祀りし神社でお参りするような要領で神様に見守ってもらうための場所を作るのです。
どういった場合にお呼びするかというと、家を新築した時や、代替わりの時などに神様を召喚してお祭りすることをいいます。
もしお祀りが難しくなった場合は、お宮にお返しする必要があるのです。
頂くからには責任をもってお祀りしないと、悪いことが起きるともいわれています。
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神棚はどう選ぶ?購入先・メンテナンス方法など神棚に関するさまざまな情報をご紹介
- そもそも神棚とは一体どのようなものなのか?
- 自宅内に神棚を設置する理由とは?
- 神棚はどこで買うことができるのか?
- 神棚はインターネット通販で購入可能
- 一般家庭向けの神棚の相場価格はいくら?(2023.3.15)
- 神棚の材質によって価格が大きく異なる(2023.3.15)
- 手ごろな価格の神棚を選ぶなら駿河桧がおすすめ(2023.3.15)
- 神棚には水玉や白皿や御神酒なども一緒に備える(2023.3.15)
- 神棚の正しいお参りの仕方は二拝二拍手一拝(2023.3.15)
神棚はどう選ぶ?購入先・メンテナンス方法など神棚に関するさまざまな情報をご紹介
どういったところで神棚をもらうのかというと、神道を信仰するお宮でお預かりし、遅くとも20年で返す必要があります。
引越しの時は家具を運び込む前に、先に神棚を入れて神様にお入り頂くと良いといわれています。
そのために引っ越しが決まったら先に入れておくことがお勧めです。
設置する場所は家族が集まりやすい部屋に設置するのがおすすめで、棚の向きは北か西側にお祀りするのがマナーといわれています。
そういったスペースが無い場合は、押し入れや天袋を改装しても問題はないそうです。
そもそも神棚とは一体どのようなものなのか?
神棚の存在自体は知っているものの、どのような効果があって何を期待しているのかについては詳しく知らない方も多いかと思います。
結論から言うと、神棚とは家庭のなかで神様にお祈りを捧げるために設置する小さな神社のようなもので、家族繁栄や健康の改善、厄除けや運気アップを期待することができる存在のことになります。
また、家の中に設置する前にしっかりとした儀式を執り行う必要性があるので知っておくと良いでしょう。
儀式といってもそこまでかしこまった取り組みをするのではなく、神棚清祓いを行って悪い気を断ち切ることを目的としているので安心してください。
実際にどのようなことをするのかと言うと、お米・塩・水をそれぞれ用意して神棚のなかにお供えしていきます。
その後、二礼二拍手一礼の作法を行って家族みんなで参拝するだけです。
これらを丁寧に行うことで運気のアップを可能にしたり、強力な開運効果を発揮することができるようになるので忘れずに実行しましょう。
自宅内に神棚を設置する理由とは?
日本では古くからの慣例を重んじる傾向が強く、初詣やお宮参りも一種の慣例儀式となっているものです。
一般的な住居でもそれを見る事ができ。
キッチンや玄関先に備わってる神棚が当てはまります。
漁師や農業を営んでいるご家庭であれば、必ず設置をして毎日家族で手を合わせていることでしょう。
なぜ家庭でも神棚を設置するのか、その疑問を解決していきます。
神様というのは家族に対しても存在をしており、お札を設置する場所は神棚です。
漁業を生業とされている場合、氏神様だけでなく海の主神も祀らないといけません。
計3点のお札を同時におけるようになっており、家内安全・無病息災などの意味を込めて、おまいりをするわけです。
この慣例は江戸時代に生まれたもので、それ以来ずっと同じ形式を保っているものです。
神棚の掃除は毎日主婦がするのが常で、決してホコリがたまらないようにして維持をしないといけません。
家を建て替えても同じものを使います。
神棚はどこで買うことができるのか?
神棚の購入先ですが、思った以上にいろいろな方法があります。
おそらく、多くの人が真っ先に挙げるのは神社ではないでしょうか。
これは正解で、神社で神棚を購入することができます。
ただし、小規模な神社では取り扱いがなかったり、依頼してから時間がかかったりするケースもありますのでその点は理解しておきましょう。
伊勢神宮とか出雲大社のように全国的にも有名なところであれば十分に取り扱いもあります。
それ以外にも、その地域の一之宮と呼ばれるようなところであればまず問題になることはありません。
この他には、神具や仏具を扱っているようなお店でも当然買うことができます。
訪れやすいということもありますし、比較検討することも容易で相談にも乗ってくれますので、良い選択肢の一つかもしれません。
この他、ちょっと驚くかもしれませんが一般的なホームセンターとか、もっと言えばインターネットのネットショッピングサイトでも購入することは可能です。
神棚はインターネット通販で購入可能
各家庭で玄関やキッチンに取り揃えられてるアイテムとして、神棚が存在します。
以前は本家から受け継ぐのが基本でしたが、最近だと核家族化が進んだため、新居を手に入れたらその時点で個人で買うのが基本となりました。
これから新しいものを買い揃えようという方も多いでしょうが、一体どこで買えるものなのでしょうか。
簡単に神棚の買い方をレクチャーしていくことにします。
まずホームセンターの店舗でも販売をされており、1万円前後で手に入ります。
そのつぎに仏具店ですが、こちらだと大きな品しかないのが特徴となるわけです。
昨今ではオンライン通販を利用している方も多く、オンラインでも買うことが可能。
通販の場合、いろんなアイテムを一堂に会しているため効率よく欲しい品を見つけることができます。
神棚には宗派によって形状も異なる為、なるべく品揃えのいいサービスを利用して買いたいものです。
神棚を買う際はさきに設置場所の寸法も調べることです。
一般家庭向けの神棚の相場価格はいくら?
一般家庭向けの神棚の料金相場ですが、おそらく多くの人が思っているように、神棚など宗教関連についてはそれ以外の日用品と比較すると相場などあってないようなものという言い方も可能ですし、実際にも価格の差は非常に大きなものになっています。
安いものであれば1万円程度から購入できますし、高い商品となるといくら一般家庭向けとはいっても10万円を超えるようなものも珍しくなく、20万円や30万円の商品もいくらでも見つけることができます。
この場合、お金は一体何の価値を示しているのかについては、はっきり言って心の問題であって論理的に誰もが納得できるような説明をすることは困難です。
多くの人が納得できるものが何かないかと考えた場合には、つくりの精巧さとか使っている素材の希少性が挙げられるでしょう。
要するに見た感じで立派に思えるかどうかということです。
それで神様がどうなるかは別問題ですが、そのような選び方が結局は一般的です。
神棚の材質によって価格が大きく異なる
神棚の材質は様々な種類があり、見た目の美しさや耐久性、価格などが異なります。
ヒノキや木曽檜、ケヤキなどは古来から神社仏閣を建造する際に使用されてきた木材で、神棚にも用いられます。
ほかにもスギやタモ、ウォールナットなどの種類があります。
木曽檜は伊勢神宮の建て替えの際にも使用される木材で、高い品質が魅力です。
寒さの厳しい環境の中で育つため、通常のヒノキと比較すると成長がゆっくりで、杢目が細かく美しい外観に仕上がります。
弾力性や耐久性の優れ、ヒノキ特有のリラックス効果のある芳香があるもの特徴です。
ヒノキは品質と価格のバランスに優れ、見た目や機能性に加え、特有の芳醇な香りが好まれています。
強度に優れるだけでなく、抗菌・殺菌や防虫効果があるため、長持ちするのも特徴です。
美しい木目に加え、仕上げ方法で光沢が出るので高級感がある神棚を飾りたい時におすすめです。
ケヤキは乾燥すると加工しやすい木材で、日本家屋や家具などに用いられてきました。
木目の美しさに加え、年月を経ると艶が出て味わい深くなるのも魅力です。
手ごろな価格の神棚を選ぶなら駿河桧がおすすめ
開運パワーを発揮してくれる神棚を家の中に取り付けることができれば、家族全員が健やかに暮らすことができてきっと良いことがいっぱい巡ってくるはずです。
そして、もしも今すぐにでも神棚を購入したいと考えているのなら、100年続く伝統を持っている美作桧をおすすめします。
美作桧の神棚の素晴らしいところは、とにかく見た目が美しくて繊細な作りになっていること、飾っているだけで心を落ち着かせることができて心地よいパワーを注いでくれる点になります。
また、一つ一つ真心を込めて丁寧に作り上げた職人の技術力が非常に高いため、どの神棚よりも荘厳な雰囲気を漂わせているところも魅力と言えるでしょう。
しかし、作り上げるには少々お時間を頂くことがあるため、今すぐに注文したとしても届くまでにも日数がかかってしまうのが少し残念です。
それでも、買って損はないと思えるほどクオリティが高くて美しさには定評があるため、気になった方は早めの注文を行ってみてください。
神棚には水玉や白皿や御神酒なども一緒に備える
神棚は神社から頂いたお札を祀るための棚です。
神様の力が宿るお札を祀るための場所ですので、適切な場所に設置しお供えを用意する必要があります。
お供えそのもののほかに、水や米などを盛るための道具を用意しておきましょう。
基本的に白い陶器か素焼きのものが多く、専用の道具も販売されています。
水玉は水器とも呼ばれ、丸い形に蓋が付いた形状で、水を入れるために使用します。
神様が水を飲めるように水を入れたあとは蓋を開け、器に立てかけておくのが基本です。
白皿には米や塩を盛りつけ、お神酒は徳利や瓶子などに注ぎます。
これらの道具を並べるために、三方と折敷が必要な場合もあります。
榊は神棚の左右に、対になるよう設置した榊立に入れましょう。
基本のお供えは水・米・塩ですが、毎月1日と15日は月次祭となり、榊とお神酒が追加されます。
榊は常緑樹で一年中葉が繁る生命力を見て、昔の人々は神様の力が宿ると考えてきました。
ほかにも葉の先端がとがった形状から、神様が宿って穢れを払う効果があるとも言われています。
神棚の正しいお参りの仕方は二拝二拍手一拝
神棚の正しいお参りの仕方は、二拝二拍手一拝とされています。
これは神棚だけではなく一般的な神社への参拝でも同じですので、既に知っている人もいるでしょうし知っておいて損はありません。
この意味は、まず2回お辞儀をし、続いて2回拍手を行い、最後に1回お辞儀をするというものです。
場合によって、二礼二拍手一礼と記載されることもありますが、中身としては同じものを指しています。
では、それぞれのお辞儀や拍手にはっきりとした意味づけなどがあるのだろうと思われるかもしれませんが、そういう決まり事は特にないようです。
また、神社自体は古来からあるものですが、このお参りの方法は古代から連綿と継続しているものではなさそうで、頑張って遡ったとしてもせいぜい明治時代くらいのようですので、比較的新しく取り決められたものということができるでしょう。
実際には参拝方法は時代ともに変遷してきたというのが実情のようですし、神社によっても違いがあります。